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圧倒的低コストのロボアド「マネックスアドバイザー」で資産運用

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画像:info.monex.co.jp/monex-adviser/より

圧倒的低コストのロボアド「マネックスアドバイザー」で資産運用

今回はロボアドバイザーのマネックスアドバイザーをご紹介します。

ロボアドバイザーとは、ざっくり言うと、AIを利用し、資産運用を行ってくれるサービスのことです。

ネット証券で投資信託を自分で運用する場合、銘柄を選んで、売買をして……といった操作が必要です。

そういった操作(銘柄選定、売買、リバランス)を、お金を預けることで一括で代行してくれるため、投資初心者であっても気軽に始められるのがロボアドバイザーの魅力です。
 
 
さて、「ロボアドバイザー」や「ロボアド」といえば、WealthNaviやTHEOが有名です。

私自身、WealthNaviを利用して半年ほど投資を行っていました。

しかしながら現状、正直おすすめできないな……と感じ、こんな記事も書きました。

www.gith.xyz
 
 
今回ご紹介するのはロボアドの一つ「マネックスアドバイザー」です。
 

マネックスアドバイザーとは、高度な金融工学理論やマーケットの専門家によるサポートを受けながら、手軽に世界中の多様な資産に分散投資をしていただくサービスです。運用プランは2,000以上の資産配分の組合せの中から、お客様一人ひとりの投資方針に合わせて提案いたします。

 
正直これだけ読んでも、他のロボアドバイザーとの違いはよくわかりませんよね。

そこで今回は、なぜ私がマネックスアドバイザーを始めたのか、WealthNaviなどとどう違うのか、という点を中心に書いていきたいと思います。
 

 

マネックスアドバイザーのメリット

この項目では、マネックスアドバイザーのメリットについて解説します。
 

運用コストが低い

ロボアド大手のWelthNaviをやめた理由はこちらの記事に詳しく書きましたが、端的に言えば手数料が高すぎる点が最大のネックでした。

※なお、競合のTHEOも同程度の水準です。
 
 
しかし今回ご紹介するマネックスアドバイザーは、運用コストが競合サービスの半額程度となる年0.50%前後に抑えられています。

正直マネックスアドバイザーをおすすめする理由はこの低コストである点につきます。
 
 
たかが0.5%、されど0.5%です。

(実際はそんなことはありませんが)たとえばロボアドバイザーによる運用で10年間、毎年1.5%の利益が出たとしましょう。

大手ロボアドバイザーサービスの運用コストを1%とした時、利益は1.5-1.0=0.5%になってしまいます。
10万円で運用開始したと仮定すると、

1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
100,500円 101,002円 101,507円 102,014円 102,524円
6年目 7年目 8年目 9年目 10年目
103,036円 103,551円 104,068円 104,588円 105,110円
※小数点以下切り捨て
 
これはあくまで分かりやすい数字を用いた仮定ではあります(実際は利益がもっと大きい可能性も、利益が出ない可能性もあります)が、10年間で5,110円の利益という結果となりました。
 
 
次にマネックスアドバイザーの運用コストを0.5%とした時、利益は1.5-0.5=1.0%です。
同じように10万円で10年間、全く同一の利益が出たと仮定すると、

1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
101,000円 102,010円 103,020円 104,050円 105,090円
6年目 7年目 8年目 9年目 10年目
106,140円 107,201円 108,273円 109,355円 110,448円
※小数点以下切り捨て

運用コスト1.0%と比較して約二倍ほど、10,448円の利益となります。
 
上記は原資が10万円の場合ですので、当然ながら原資が20万円、50万円となれば比例して差は開きますし、年次の利益も3%、5%となれば二者の差はより大きくなります
 
また、仮に年次の利益が0.8%だった時、運用コストを差し引いた後もマネックスアドバイザーであれば0.3%のプラスとなりますが、運用コストが1.0%の場合は0.2%のマイナスとなってしまうわけです。

長期投資ならこの差はなおさら考慮すべきでしょう。

こちらもあくまで試算ですが、「100万円を10年間運用した場合の運用コスト比較」という例も掲載されています。

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画像:info.monex.co.jp/monex-adviser/より

上記の3つのロボアドバイザーで100万円を10年間運用し、毎年3%の運用益が発生したした場合、最もサービス利用料の高いロボアドバイザーとマネックスアドバイザーの運用コストには、10年間で約84,800円も違いが出ます。
 
1 標準的なポートフォリオを選択した場合の一例で、実際のコストは運用するポートフォリオによって異なります。
※2 運用コストの年1.190%~1.220%の中央値である1.205%で算定。
※3 上記は、あくまでも試算であり、将来にお支払いいただく実際の運用コストを示唆・保証するものではありません。

 
 

リバランスとスマート積立

マネックスアドバイザーでは、あえて「半自動」のリバランスの仕組みを採用しています。

国際分散ポートフォリオによる運用においては、相場の変動で最適な資産配分が崩れていないか定期的に確認する必要があります。

マネックスアドバイザーでは、資産配分が一定比率以上崩れた場合にアラートメールが送信され、最適な資産配分に戻すために一部資産の売買(リバランス)を行うことを推奨されています。

しかしアラートメールが送信されるような場合は、運用プランを決めた時と市場環境が大きく異なり、リバランスよりも運用プラン自体を変更した方が良いことも。

そのため、マネックスアドバイザーでは自動的なリバランスを行う代わりにアラートメールを送信し、リバランスを行うか、運用プランを見直すかを投資家自身が選択できるようになっています。
 
 
また独自の積立投資サービスである「スマート積立」では、毎月の積立金で不足している資産を優先的に買い増し、最適な配分が保たれるように自動調整を行います。

運用によって資産が増えている状態で、リバランスのため一部資産を売却すると、運用益の約20%が税金として徴収されてしまいます。

「スマート積立」で買い増しながら配分調整を行っていれば、最適な配分を保つように試算が買い増されるためリバランスの回数が少なくなります。結果的に税金の支払額が少なくなり、その分を運用に回すことができるため、より効率的な投資が行えます。
 
 

貸株サービスと組み合わせることで金利(利息)を受け取れる

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画像:info.monex.co.jp/monex-adviser/より

マネックス証券内のサービス「貸株サービス」を利用することで、運用する国内ETFをマネックス証券に貸し出せば、評価額に対して年率0.10%(税引前)以上に相当する金額を利息(貸株金利)として受け取ることができます。

※マネックス証券で信用取引口座を開設してしまうと貸株サービスを利用できませんのでご注意ください。
 
 
この貸株サービスが可能なロボアドは現状マネックスアドバイザーだけ

一般的なロボアドバイザーは投資一任契約を締結し、資産管理をサービス運営会社に委ねてしまうため、投資家の意志で資産を貸し出したりすることはできません。

一方、マネックスアドバイザーは投資家が直接自分の資産を管理できるため、貸株サービスを利用することが可能なのです。
 
 
利息は毎日発生し、貸出はいつでも解除できるので、売りたい時に貸し出していたせいで売れない、ということもありません(翌月10日に1ヶ月分の利息がまとめて証券総合取引口座に入金されます)。
 
 

貸株サービスの注意点

メリットしかないように思える貸株サービスですが、注意点として大きく分けて二点あります。

一点目は、配当金相当額は「雑所得」として扱われるため、場合によっては確定申告が必要になります。
ただし会社員かつ勤務先からの給与以外に収入が無い方の場合は、雑所得が20万円以下であれば確定申告は不要です。配当金相当額のみで雑所得が20万円を超えるには目安として1000万円超の運用が必要なため、少額から始める方、かつ他に雑所得が無ければ申告が必要になるケースはあまり考えにくいでしょう。
 
 
もう一点目は、万が一マネックス証券が倒産してしまった場合、貸し出していた資産を失う可能性があることです。
通常、証券会社に預けている資産は「分別管理」と言って、もし証券会社が倒産してしまっても顧客の資産は別管理され、補償されるようになっています。

しかしながら貸株サービスを利用することで、顧客が資産をマネックス証券に貸し出している=名義がマネックス証券に移っているため、分別管理の対象とならなくなってしまいます
マネックス証券は国内でも大手の証券会社で、そうそう倒産は考えにくく、また貸株サービスはいつでも解除できるのですが、万一のリスクは考慮すべきでしょう。

もちろんマネックスアドバイザーを利用する上で貸株サービスの併用は必須ではないため、資産の一部のみ貸し出すなど、リスクとリターンを考えた上で利用しましょう。
 
 

マネックスアドバイザーまとめ

冒頭で、「ロボアドバイザーは銘柄選定、売買、リバランスを、お金を預けることで一括で代行してくれる」と書きました。

しかしここまでお読み頂いた方はお分かりかと思いますが、マネックスアドバイザーの場合はあくまで「半自動」、投資方針などはAIによるアドバイスを受けつつ最終的に自身で選択する形となります。

これは自由度が高いという点で大きなメリットである反面、「本当に一切分からない」という初心者にとってはデメリットにもなり得ます。
 
しかし、マネックス証券には完全お任せ型のロボアドバイザー「マネラップ(MSV LIFE)」というサービスも用意してくれていますので、「完全に一任したい」という方はこちらを選ぶのも良いかもしれません(マネラップについては別途記事にしたいと思います)。
 
 
マネックスアドバイザーを利用する場合、最低投資金額は5万円、月々の積立額は1万円~利用可能です。

ロボアドも投資ですので、銀行利息のようにほぼ確実に微増させるとは言えません。当然ながら元本割れのリスクはあります。

しかしながら、低コストで、自由度の高いポートフォリオを組んで資産運用できるロボアド「マネックスアドバイザー」はサービスとして大変魅力的です。選択肢の一つとして、ぜひぜひご検討してみてはいかがでしょうか。

マネックスアドバイザー

 
 

口座開設は簡単4ステップ

 
※詳しい口座開設方法はこちらの記事をご覧下さい。
www.gith.xyz

 
マネックスアドバイザー(および貸株サービス)の利用には、ネット証券「マネックス証券」の口座開設(無料)が必要です。

口座開設は簡単4ステップ。

STEP1. ウェブサイトから申込み
STEP2. 本人確認書類・マイナンバー確認書類のアップロード
STEP3. 郵送されてくる「口座開設通知」の受取り
STEP4. ログイン、入金して取引開始

ネット上から簡単に申し込めるので、必要書類(運転免許証、マイナンバーカード等)をご用意の上進めるとスムーズです。
 

 
上記ボタンをクリック後のマネックス証券のページにて、「口座開設」からお申し込み下さい。

<PCの場合>
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<スマートフォンの場合>
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